【納税環境整備】GビズIDの連携によるe-Taxの利便性向上（令和6年度税制改正）

e-Taxの利便性向上の改正について、理解しましょう！

GビスID利用者の利便性の向上の観点から、法人について、一定の認証レベルを有するGビズID使って、e-Taxにログインを可能としました。

この場合、 e-Taxの「ID（識別符号）・パスワード（暗証符号）」の入力、その申請等の際の「電子署名・電子証明書」の送信が不要となりました。

行政手続等において手続を行う法人等を認証するための仕組みです。行政手続きにおいて法人等を認証するための共通認証基盤であり、これまでも多くの行政サービスで利用されてきました。

GビズIDを用いて法人がe-Taxで行う申請

改正前	e-TaxのID・パスワードを用いてログイン
改正後	e-TaxのID・パスワードに代えて、GビズIDを用いてログインを可能とする

改正前	「電子署名・電子証明書」を送信
改正後	GビズIDを用いてログインした場合、「電子署名・電子証明書」を不要とする

今回のe-Taxとの連携強化により、税務手続きのデジタル化がさらに進展し、法人の負担軽減が期待されます。

京都ミライズ税理士法人からのワンポイントアドバイス

e-Taxの利便性が向上し、電子申告の割合は年々増加しております。