開業準備の最終段階【開業挨拶・記念企画・広告宣伝方法】
オープニング前の最終段階として、開業挨拶・記念企画・広告宣伝について準備し、良いスタートをきれるようにしましょう
創業する方にとって、開業の日は記念すべき日となります。オープニング準備の最終段階として、以下の項目を確認し、準備を整えてください。
開業挨拶
- 開業パーティー開催の準備
- 事務所・店舗などに関係者を集めて挨拶
- 取引先・友人知人・関係者への開業挨拶状の作成・手配
飲食店・医院・士業など様々な業種の開業がありますが、お世話になった前職の方、開業にあたって協力してくれた友人や知人、これからお世話になる取引先の方々などに向けて、挨拶状を送ったり、パーティーを開催して盛大に祝う場合があります。
現在では、初期にかかる経費をできるだけ節約して、電子メールを送ったり、SNSで拡散したりするという方法もあります。
記念企画
- オープニングキャンペーンの開催
- 営業先回りのための記念品の手配
新規開業する事業にとって、初めてのお客さんをつかみ、長くお付き合いいただいたり、リピーターになってもらうことは非常に大切です。
そのため、スタートダッシュでつまづかないようにオープニングキャンペーンを開催して初めての取引(来店・購入など)をしてもらったり、法人営業であれば新規開業の記念品を作成し、挨拶回りを兼ねて訪問するなど、最初の営業活動を円滑にするための取り組みを行います。
広告宣伝方法
- ホームページ・ブログの作成・開設・ネット広告
- 動画の作成・配信(YouTubeなど活用)
- SNS開設(Facebook、Twitter、Instagram、LINEなど)
- テレビ・ラジオ・新聞・雑誌広告
- 折込チラシ・ポスティングチラシ
- 郵送またはFAXによるDM(ダイレクトメール)
- 地域誌・タウン誌・回覧板などへの掲載
開業した後は、地道な営業活動が必要となります。お客さんを集める集客に困らないように、どのような宣伝方法にどれだけの経費をかけるかシミュレーションしておきます。
広告予算の確保に加えて、信頼できる集客に関するパートナーを確保しておくか、セミナーへの出席・教材の購入などにより広告・宣伝についての知識を自分で身につけて実践するということが必要です。
沢辺税理士事務所からのワンポイントアドバイス
業種の種類によって、開業挨拶や開業の記念企画は様々だと思います。
また広告についても様々だと思います。特に広告が必要な業種は、開業時だけでなく事業を続けていくために広告が必要となってきますが、すぐにうまくいかないこともあると思います。
成功と失敗を繰り返しながら是非、一番いい方法の広告を探して下さい。