創業後のパソコン会計ソフトの導入・記帳
便利なパソコン会計についての知識を深め、会計ソフトを使って日々の記帳を行い、会計処理を効率化しましょう!
近年、パソコンに会計ソフトを導入し、記帳を行うことが増えてきました。いわゆるパソコン会計を利用することで、日々の記帳業務の時間を大幅に削減できるようになりました。
パソコン会計とは?
文字通り、保有しているパソコンに、会計ソフトをインストールし、記帳・会計業務を行っていくことをパソコン会計と言います。
市販のソフトや顧問税理士が使っている指定のソフトなど、様々な会計ソフトが存在します。
最近ではクラウド会計もいくつかでています。
■手書き会計の場合の手順と問題点
1.日々の取引の仕訳をする。
2.仕訳したものを各勘定科目の元帳に転記する。
3.元帳を集計し、勘定科目ごとの金額を算出する。
上記のように、手書きの場合は集計・転記を繰り返して、最終的に「損益計算書」と「貸借対照表」を作成する必要があります。そのため、非常に時間がかかり、間違いも多く発生します。
パソコン会計導入・ソフト利用のメリット
- 取引が発生したら、振替伝票を書く代わりに会計ソフトの「振替伝票」を入力するだけのため、簡単な処理で済みます。
- 仕訳を会計ソフトに入力するだけで、各元帳への集計・転記を行い、パソコンが自動計算をしますので「損益計算書」と「貸借対照表」が瞬時に作成されます。
パソコン会計(自計化)のメリットや税理士との連携などについて詳しくはこちら
沢辺税理士事務所からのワンポイントアドバイス
パソコン会計は青色申告65万円控除の要件となります複式簿記をする場合には、もはや必須といえます。
日々の記帳は手書きより断然早くできますし、専門知識が無くてもそれほど難しくはありません。
但し、簡単にするためには初期設定が大変重要となります。
初めてパソコン会計をする場合は、是非専門家に相談されることをお勧めいたします。